両立支援の取組事例
産業保健総合支援センターの支援を受けながら治療と仕事の両立支援
株式会社MAYURA
- 会社名
- 株式会社MAYURA
- 所在地
- 宮城県仙台市
- 事業内容
- 障害福祉サービス
- 設立
- 2011年12月
- 従業員数
- 87名(2021年12月現在)*障害者の割合68.2%
- 平均年齢
- 47歳/男女比 男性4.6:女性5.4
- 産業保健スタッフ
- 6名
宮城県仙台市で障害福祉サービス事業所(ベーカリーを中心にパン・菓子の製造販売とカフェ)を運営。産業保健総合支援センターの支援を受けながら、治療と仕事の両立支援に取り組んでいます。
白血病から退院した従業員からの継続勤務の希望や、高額医療費を伴う継続的治療が必要となったケースが取組のきっかけとなりました。2名に関しては計画を作成し、毎月1回面談を行い状況の共有や困りごとなどの把握に役立てています。
ガイドライン「治療と業務の両立に関する規程」を作成し、傷病における反復継続した通院等の治療を要する従業員に対する病気と業務の両立に関する取扱いについて定めています。
今年9月に両立支援コーディネーターである担当者を窓口とした、両立支援に関する相談窓口を設置しました。病気と仕事の両立支援を目的として従業員からの病気と仕事の相談に応じ、適切に対応するための体制整備に取り組んでいます。
子宮筋腫を持つ従業員への配慮のため、痛みを生じた際の休憩場所の確保や休暇を与える等対応しています。また、本人の同意を得て通院のサポート等も行っています。
また、重度のアトピー性皮膚炎を持つ労働者が、注射を打つ治療にともない、副反応で2日程度体調がすぐれない場合の休暇体制や、通院時の休暇について配慮しています。
宮城産業保健総合支援センターの個別訪問支援を受け、計画や進め方などのアドバイスをいただいています。また、保健師を交えての健康管理研修を行っています。
継続雇用ができる仕組み作りが会社の安定した成長には不可欠なことであると思い、継続的に衛生委員会の開催や安全衛生推進プロジェクト班による関わりを続け、より相談しやすい状況を作り上げていきます。
取組事例一覧